茶巾は常に新しく真っ白で。

暮らし方

茶巾とは、茶碗を拭き清めるための布。

昔から奈良晒などの麻布が用いられてきているそうです。

わたし的に茶巾のたたみ方は習得早かった。左側のふっくらとした部分「福だめ」が可愛い❤️可愛いが絡むと途端に習得が早くなる。単純(笑)

昔、ある田舎のわび茶人が、千利休のもとに1両の金子(きんす)を送って「何でもいいからわび道具を買ってください」とお願いしたところ、利休は1両すべてで茶巾を買い、その茶人に送り返したそうです。

「わびというものは、何はなくとも茶巾さえ常にきれいにしておけばよい」ということらしいです。カッコいい~😆。まさにそれ❗納得です。

「水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝 柄杓と心 あたらしきよし」と利休百首の教えにあるそうです。使い捨ての茶道具こそ、いかに清潔感が大切なのかを説いているんですって。素敵である。

※ことば豆知識※

わび(侘び)……つつましく質素なものにこそ趣があると感じる心のこと。

併せてこちらも。

さび(寂び)……時間の経過によって表れる美しさ

「侘び寂び」とは日本特有の美意識なのである‼️

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