以前働いていた会社の子(”Mちゃん”と呼ぼう)とお茶をした。
Mちゃんは現在2人目のお子さんの育児休業中なのだが、来月に仕事復帰が決まっている。
私も3人の子を育ててきた先輩なので、子育ての悩みの相談になった。
Mちゃんの上の子が保育園に通っているわけだが、その子に人としてしっかりした子になって欲しい思いから、必要以上に厳しくしてしまうようだ。実はこのことは、私にも少し原因がある。
私の教育方針ともいえるのだが、「私の子育ては、仮に親がいなくとも1人で生きていけるようにすることをモットーにしてて、小さい頃から自分でやれることはやらせていたよ」とMちゃんに話していた。これに賛同してくれてたという訳だ。
こんな教育方針だからハッキリ言って子供が簡単に甘えられるようなお母さんではなかった。Mちゃんの気持ちも実は経験済みであったのだ。
こんな私でも『ちょっと厳しすぎるかなぁ』とか『もう少し甘やかしたほうがいいのかなぁ』とか悩んだことはあった。でも自分の性格からいって、甘やかすのは性に合わない。無理に自分をつくることになる。葛藤した。
でも、こんな言葉を耳にした。
【子供に甘いお母さんと厳しいお母さんとどちらが子供のためになるか知ってますか?】
【どちらでも子供のためになっているんです。ただ、甘いなら甘く、厳しいなら厳しく、ブレないことが事が大事です。】
目が覚めました。
例えば私は普段厳しいお母さんです。でも、さっきのように『もう少し甘やかしたほうがいいのかなぁ』と思い、甘やかしてみたとします。そうすると、子供はいつもと違うお母さんに戸惑い不安になるそうです。
確かにそうかもしれませんね。どちらも愛情さえあれば子供はわかります。無理に自分を変えなくでいいのです。
なのでMちゃんにはそのことを伝え、ありのままの自分で接すればいいよと伝えました。
無理して厳しくしているのならやめてしまえばいいし、私のように甘やかすことが無理することならこのまま厳しくしていればいいよ、と。
悩みながら一生懸命子育てをした私の周りの人たちの子供はちゃんと思いやりのあるいい子に育っていますよ!
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