今回は被災後6日間の生活の中で「あったら良かったのに」と思った物を紹介したい。
1.コック付きのポリタンク
私達の孤立地域は幸いなことに山の湧水を利用できた。山の湧水を汲んでくる時にやかんや鍋、大きいポリバケツなど水が汲めそうな物を利用した。
非常用給水袋も避難セットに用意があった。水を汲んでくることはこれらで何とかなったが、問題はこの後だった。
手洗いや食器洗いの時、水をくむために片手を使うから、両手で洗えない。とても不便だった。コック付きのポリタンクがあれば両手が使えて便利だろうなと思った。
最近コック付きの給水袋を購入した。が、失敗してしまった😣コックさえ付いていれば問題ないだろうとタンクではなく袋タイプのものを購入してしまった。給水袋でも水が入っている時は問題なく自立してくれるのだが、水が少なくなってくるとヘニャっとなって自立してくれなくなってしまう。
さらに追い打ち失敗。コックがプッシュ式で指で押さえていなと水が出ない💦水の節水の観点からいえば、良いのだろうが、私が求めていたものではなかった。ただただ確認不足。皆さんはきちんと確認して購入しましょうね。
2.携帯用のおしり洗浄器
シャワートイレが使えないときに便利な携帯用のシャワーポンプ。存在は知っていたが、私には無縁と思っていた。が、いざシャワートイレが使えなくなると途端にシャワートイレが恋しくなってしまったのです。
以前の投稿でもお伝えしたが、私はビビり屋でかなり防災グッズは揃えていた。
完璧と思っていたが、やはり実際被災してみると、生活環境等で人それぞれ必要なものが違ってくるということを痛感した。
一般的に絶対必要ではないものでも、私にとっては絶対必要なものであったりもする。
例えば、ソーラー充電ができるラジオを持っていたのだが、北陸の冬は日差しが弱い。そこに加え雨や雪も多いとなると、ソーラー充電がかなり難しいのである。この地域の特性なら、ソーラー充電より乾電池使用のものにするということでる。
そういったことなどを踏まえて、もう一度自分の防災について考えてみようかな。
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